第 2 章 環境政策の価値均衡論
1 節 価値均衡論と物質循環論
2 節 価値均衡論にもとづく環境政策
2.1 費用と便益の相対性と環境要素の相互依存性
2.2 社会的な純便益の最大化
2.3 直接規制と経済的規制
2.4 直接規制と経済的規制の効率性比較
2.5 コースの定理と環境利用権
2.6 基本問題としての環境要素の価値評価
3 節 仮想市場法による環境価値評価
3.7 仮想市場法と他の評価法との比較
3.8 仮想市場法の手順とその課題
3.9 自然環境の存在価値をめぐって
4 節 環境価値評価の社会的限界
4.10 個人評価の集計と環境利用の閾値
4.11 環境価値評価における投票民主主義の限界
4.12 環境価値評価と社会システムとの矛盾
4.13 所得格差と環境価値評価
4.14 価値均衡論と将来世代の権利
5 節 物質循環論と財の環境価値
5.15 環境従属的な経済手段の有効性
5.16 自然環境の豊かさと財の環境価値
5.17 社会システムと物質循環論の限界
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