環境政策評価のための応用一般均衡モデル EPAM(ver.0.2) |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
鷲田豊明 2004年2月14日 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
EPAMに関る免責・同意条項を認める方は、EPAMの必要なファイルをダウンロードして、同意条項の範囲で、無料で、自由に使い、複製していただいて結構です。ここをまず見てください。→EPAM免責・同意条項 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1.EPAMの特徴 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(1)EPAMは日本経済を対象とした実証的な応用一般均衡モデルです。 (2)現状は1995年の産業連関表を基礎にしたデータセットですが、2004年春に2000年版が利用可能になり次第データセットを更新します。 (3)エネルギー効率の変化、炭素税の影響などをシミュレーションできます。 (4)全体33部門、内エネルギー製品部門4部門(石油、石炭、電力、ガス)分割です。 (5)貿易収支は、為替レートによって調整されます。(均衡為替レートが出てくる) (6)代替可能な生産関数はすべて弱分離可能なCESタイプです。 (7)メリル(Merrill)の不動点アルゴリズムを用いて均衡解を出します。 (8)エネルギー投入の代替性のために、価格システムに反復法を用いています。 (9)ヒックスの等価変分を自動的に計算しますので、政策の厚生評価が可能です。 (10)二酸化炭素排出原単位をシミュレーションごとに計算します。その値で最終需要項目に帰属する排出量を出力します。 その他、詳細は論文を参照してください。今後さらに、他の政策シミュレーションができるようにしていくつもりです。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2.EPAMの使い方 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
論文でおこなわれているシミュレーション、あるいは、それ以外のシミュレーションを、EPAMを使えば、ご自身でおこなえます。 ダウンロード、利用の方法については、[EPAMの使い方]をみてください。現状は、コンソールモードあるいはターミナルモードしかありませんが、近々、グラフィック・ユーザー・インターフェイスを付加したいと思ってます。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
3.ダウンロード | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
いずれも30Kバイト〜85Kバイト以下の小さなファイルです。実行ファイルも小さいので、ディスクスペースはほとんどとりません。 (FTPモード)
(注1)WIndows版は、Windows98、WindowsME、WindowsXPで動くのを確認しています。MacOSXはver.10.3で確認しています。Linuxは、RedhatLinux(Kernel version 2.4.21)で確認してます。同じOSであれば他のバージョンでも動く可能性があります。 (注2)MacOS クラッシック(9以前)では動きません。(泣) (注3)Windows用はVisual C++、MAC用とLinux用は、GCC (GNUのCコンパイラ)でコンパイル(実行ファイルを作成)しています。 (注4)ファイヤーウォール環境にあって問題がある場合はFTPをパッシブモードにして試みてください。(IEの場合、「ツール」「インターネットオプション」[詳細設定」「パッシブFTP」にチェックを入れる。古いIEにはない。) それでもダメな場合は、次のHTMLモードを試みてください。 (HTMLモード)
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
4.サポート | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
EPAMは今後、継続的に改良を加えていくつもりですが、ダウンロードした方は、私にその旨メールいただければ、改善、修理の状況などを適宜お知らせします。 |